南会津・大内宿への家族旅行  
2009年5月3〜4日


2009年ゴールデンウィーク。一家4人で、1泊2日の南会津・大内宿への家族旅行に出かけました。


高速道路の休日ECT料金値下げが始まってからの、初のゴールデンウィーク。
マイカーでの移動で、旅程は

1日目: 自宅 〜マイカー移動〜 栃木・今市IC →  東武ワールドスクェア →  TEPCO鬼怒川 →  龍王峡 →  五十里ダム →  会津高原 (泊)

2日目: ホテル出発 → 
塔のへつり →  湯野上温泉駅 →  大内宿 →  会津若松・鶴ケ城 →  会津若松IC  〜マイカー移動〜 =帰宅


というコースで巡りました。



超渋滞が予想されるゴールデンウィークの中での車移動・・・

はてさて、道中の様子は、どうだったのでしょうか???



★ 1日目 ★


千葉の自宅を朝6時前に出発しました。

首都圏から、常磐道〜北関東道〜東北道〜日光宇都宮道路 のルートで栃木・今市ICへ。
(常磐道〜北関東道を通ったのは、渋滞を少しでも避けるためです)
朝早く出て、渋滞を避けたルートを通った効果があったか、ほぼ渋滞なしで9時前には着くことができました。

で、気になる高速代は・・・ 通常なら4250円のところが、休日料金で1700円

いや〜、何だかんだ言って、やっぱり高速代値下げは有り難いです♪


最初に訪れたのは、 「東武ワールドスクウェア」でした。


通常なら大人2500円・子供1200円のところ、生協であらかじめ1500円のチケットを 購入していたので安く入園できました〜(ガッツ!)

世界各国の遺跡、建築物の25分の1縮尺ミニチュアを展示しているという 東武ワールドスクウェア。

ガーガー一家も、数時間で世界一周旅行に出かけてきました。

ピラミッドを見て(右写真)
ノイシュバンシュタイン城に行って(左下写真)
万里の長城を見上げて(右下写真)



他にも数多くの世界遺産を見て回りました。
館内には しゃくなげパークも開園中でした。

お花に囲まれて、チビ・マメも記念写真をパチリ。


園内では、アンパンマンのキャラクターショーも行われ、 マメガーも楽しんで見ていました☆

東武ワールドスクウェアをあとに、 鬼怒川温泉駅前へ。

駅前は色んな出店が出ていて、お祭りのような盛り上がり。

チビガーは餅ポテト、マメガーはたこ焼き、パパガーとママガーはお好み焼きを 買って食べました。
食事の後は、TEPCO鬼怒川ランド に立ち寄りました。

TEPCOは、入館無料で電気のことを遊び感覚で学べる施設です。

チビ・マメも無料ゲームを楽しみました☆
ここのトイレには、とても目を引かせられる張り紙が!
それが、左写真の詩です。

「トイレットサファリパークへ」というタイトルの、この詩。 環境保全のために、とても大切なことが書かれている内容の詩です。皆さんも、読んでみてください〜

「トイレットサファリパークへ/ トイレで想像する/ トイレットペーパーは紙だ木だ森だ / トイレの水は川だ滝だせせらぎだ / ここはジャングル / しりは丸出し / 今ライオンに襲われたらどうしよう / しりをかまれたらいたいいたい / ここは穏便に / 紙をちょっとだけ / 水もちょっとだけ使わせてもらおう / ジャングルを怒らせないように / そうっとそうっと」
TEPCO鬼怒川ランドを出て、次は 国道121号線を北に上り、龍王峡へ。

遊歩道を歩いて渓谷を下ると、目の前に虹見の滝が姿を現しました。

う〜ん これはイオン効果のありそうな風景だぁ。


龍王峡の入り口には、 桃色の綺麗な花が咲いていました。

(何の木かは分かりませんが・・・。 ご存知の方は、ぜひ教えてください)

龍王峡を出て、 国道121号線をさらに北へ上り、
五十里(いかり)ダムへ。

こどもの日も間近ということもあって、ダムにはたくさんの鯉のぼりが飾られていました。

この五十里ダム、ダムの上を歩くことができて、 上流と下流の両方を眺めることができるのですが・・・

いや〜 その怖いこと怖いこと!



なのに、マメガーは平気でかかとを上げて壁から下を見下ろそうとするのです・・・
「おお〜マメガー!そんなに上に上がったら、落ちる、落ちるよ〜〜〜〜(パパガー)」

え、パパガーが騒ぎすぎだって?
いや〜、マジで迫力あるよ、この五十里ダム。
五十里ダムを出て、 国道121号線をさらに北へ上り、
道の駅「たじま」へ。

土産物を買った後、また国道121号線を北上して

午後5時前に、今日宿泊するホテル
会津高原リゾートイン台鞍 に到着しました。


去年8月に行った上高地・高山・白川郷への家族旅行では、超豪華な部屋の 四季彩の宿 萩高山 に宿泊した我が家でしたが・・・

今回はいつものようにじゃらんnet でリーズナブルな ホテルを見つけたのでした。

基本的にはスキー合宿用のホテルなんですが、ちゃんと一部屋にシングル4ベッドが用意されていました(左写真)。

これで宿泊費は、1泊2食で4人合計35,000円ほど。一人平均で8千円台という、GWにしては 有り難い代金です〜

このホテルは、テニスコートが無料で使用できる特典もあります。 ボールとラケットも無料でレンタルでき、束の間のテニスを楽しみました。

チビ・マメは初めてのテニス体験でしたが、予想以上にラリーも続けられました。
(テニス初心者のチビガーが右へ左へとパパガーを走らせるので、ヘトヘトになってしまいましたが・・・)

夜になり夕食をとったのですが、パパガーの料理の中にカメムシが入っていました・・・すぐに取り換えてもらって事なきを得ましたが、 食べていたらえらいことになっていたなぁ〜(苦笑)。
そういえば部屋には、「今年はカメムシが大量発生していますのでご注意ください」 との紙が置かれていました。

食事のあとは温泉に入り、UNOで盛り上がった後、午後9時には全員が早々に眠りにつきました。


★ 2日目 ★


朝起きてバイキングの朝食を取り、 会津高原リゾートイン台鞍 をチェックアウトしました。

ホテルの目の前はスキー場になっていて、散歩してみると

つくしが沢山

これほど多くのつくしを見るのは初めてでした。


つくしの他にも、ふきのとうが沢山咲いていました。

南会津も春まっさかりです!

またホテルのホームページでは、ホテルから歩いて3分くらいのところに水芭蕉が咲いている、とも 紹介されていました。フロントで場所を聞いて、その辺りを歩いて探してみたのですが・・・

なかなか見つかりませんでした。

八王子から来たという母娘のお二人と一緒に探してみたのですが、 やっぱり見当たらず。

あきらめかけて出ようかとした頃に、八王子のお母さんが
ありました〜!」と見つけてくれました♪

おかげで、水芭蕉の群生地を見つけることができました。

八王子のお母さんに感謝しつつ、貴重な自然の出会いを堪能しました。
水芭蕉の群生地を後に、 国道121号線を北へ上って
塔のへつりへ。

塔のへつりは、百万年の歳月をかけて浸食と風化を繰り返した結果出来上がった、見事な景観です。


ぎしぎし と揺れる吊橋を渡れば、川面近くまで行く事ができます。

橋を歩くと、結構揺れて・・・おお怖〜い・・・
見事な景観と迫力ある吊橋を楽しんだ後は、
団子を味わいました

パパガーは「山ぶどうジュース」を飲みましたが、濃厚で美味しかった〜

・・・とおやつを味わっていると、先ほどの八王子一家と再会。お互い、巡る行程は同じなんですね〜♪

塔のへつりを後に、次に巡ったところは、湯野上温泉駅

ここは、日本で唯一の、茅葺き屋根の駅舎なんです。

完全に鉄道おたくのパパガーのための行程ですが、 写真にはチビガーに元気よく入ってもらいました☆

駅舎の中では囲炉裏が焚かれていて、ものすごく風情豊かです。

なぜか本棚には漫画が数多く置かれていました。漫画を読んでいるのは、マメガーです☆


* * * * *


湯野上温泉駅を出て、いよいよ今回の旅の本番・大内宿へ。ところが、ここで大渋滞にあい、 たった5km先の大内宿へ着くまでに、なんと3時間も要したのでした・・・・・・・・・

あまりの渋滞ぶりに、ママガーとチビ・マメの3人は、途中で車を降りて、残り約1.5kmを歩いて行きました。

その数十分後、パパガーもようやく駐車場にたどり着き、現地で合流。



3人は、昼食代わりにとキュウリやこんにゃく、お餅を食べていました。
たどり着くまでにものすごく時間はかかりましたが、さすがに 大内宿の風景はすごく良いです。

大内宿は限られた区域の中にわらぶき屋根の建物が集まっていて、白川郷とはまた少し 違った風情を醸し出しています。



神社の高台に登り、街を見下ろすと、ほんとに江戸時代にタイムスリップしたような 気になります。
おそば屋さんでは、大きなせんべいも売っていました。 人気があるのか、行列が出来上がっている!

チビガーも美味しそうにパクリ・・・と食べていると、
またも八王子一家に出会いました♪

「ここまで来るの、渋滞で大変じゃあなかったですか?」
「イヤ〜参りましたよ。たっぷり3時間かかりました」
「うちもですよ。せっかくなのでよってみようと思ったんですが、途中から車を降りて歩いてきましたよ〜」

と話していると、何だか一体感のようなものを感じるようになってきました。またいつか、八王子一家とどこかで再会できるといいなぁ。
大渋滞を我慢してきただけの価値は、 大内宿にはありました。

ただ、これから大内宿にマイカーで行かれる方は、なるべく渋滞を避ける方法を考えた方が いいですよ。

大内宿への道は、国道118・121号線からのルート避け、裏側の "大内宿こぶしライン"を通っていかれることをお薦めします。

(詳細はこちら大内宿周辺地域 渋滞対策情報をご覧ください)
束の間の 江戸時代タイムスリップを楽しんだ後は、国道118号線を北へ上り、 芦ノ牧温泉へ。

温泉地の真ん中にある足湯につかり、しばしの休息をとりました。

本当の温泉の湯が流れているので、足の裏がスベスベになりました♪



足湯のあとは、会津若松の鶴ケ城へ。
「まっぷる」の情報では、 鶴ケ城の入園時間は16時30分までとなっていましたが、我々が到着したのは 16時45分・・・

う〜ん、大内宿の大渋滞の影響で、到着時刻が予定よりも遅れたぁ・・・

「中には入れないけど、外から城だけでも眺めるか」

と駐車場に車を停めて、城内に入ると・・・

今日はGWのためか、入園時間が延長されていました!

おかげで、城の中に入って見学することができました〜

こうして各所を巡り、福島名物のおみやげ「ままどおる」を買って、会津若松ICから高速道路に乗り、 常磐道を通って家路へとつきました。

東北道は「途中で渋滞40km」との情報が入ってきましたが、常磐道は18kmの渋滞ですみ、 さほどの影響はありませんでした。

で、気になる帰りの高速代は・・・
通常なら6000円のところが、 休日料金で1150円
いや〜 この金額で福島まで往復できるなら、多少の渋滞は我慢しまっせ〜!

ちなみに、行きよりも帰りの方が安いのは、深夜料金になったからか?
18Kmの渋滞のおかげか(笑)


一泊二日の安近短旅行でしたが、内容の濃い、充実した旅を楽しむことができました。

さあ 次はどこへ家族旅行に出かけようか・・・と、早くも次回の旅を楽しみにしているガーガー一家でした。
− 完 −   





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