 |
首都圏から福島へ車で行くには、常磐自動車道から磐越自動車道を通って行くのが便利ですねえ。渋滞も全くなしで、昼前には福島に到着しました。
まずは、「五色沼」をハイキング。大小様々な多彩な色合いで姿を見せ、我々の眼を楽しませてくれました。 |
 |
ハイキングのあとは、「森のクマさん」バスで駐車場まで戻りました。
「森のクマさん号」は、2004年に走り始めたレトロバス。天ぷら油を燃料に走るという、地球に優しいエコロジーバスなのです。
記念にクマさんバスのチョロQを買い、感激のマメガーは「♪チョロQ、チョロQ、チョロQ〜」と歌いっぱなし! |
 |
猪苗代地方の「緑の村」というところで、昼食に入ったおそば屋さん。何か、
駅の待合室みたいだなあ…と思ったら、それもそのはず、その建物は旧国鉄の翁島(おきなじま)駅舎
を移築したものだったのです。
|
 |
旧翁島駅舎は大正生まれの由緒ある建物。昭和58年の国鉄合理化によって地元の保存会が譲り受け、
その後昭和62年、ここに移築復元されたのです。中には、国鉄時代の列車時刻表や運賃表などが
昔のままに掲げられていて、本当に駅の中で食事をしているような不思議な気分になりました。 |
 |
名物の「会津そば」を堪能したあとは、「緑の村」の中にある「いなわしろ淡水魚館」を訪れました。
そこには何と、幻の魚「イトウ」が悠然と泳いでいるではありませんか。テレビゲーム“どうぶつの森”では見たことのあるイトウでしたが、ついに実物とご対面することができました。早速、一緒に記念撮影。 |
 |
「緑の村」の敷地内に、機関車と客車が展示されていました。
パンフレットによるとこの車両は、
大正2年から昭和44年までの57年間、沼尻駅と川桁駅の間15.6kmを45分かけて走っていた
軽便鉄道の車両だそうです。
当時、この地方で唯一の交通機関であったこの鉄道は「マッチ箱」
「豆汽車」と親しまれて、多くの湯治客・
観光客を運んだそうです。 |
 |
客車内は、私好みのなかなかの風情。できることなら、実際に鉄路を走っていた頃に乗車してみたかったものです。 |