金沢への1泊2日の家族旅行  
2014年3月1〜2日


2014年3月1〜2日、家族で1泊2日の金沢旅行に出かけました。


今回は、上越新幹線〜特急はくたかで往復し、金沢内はタクシー・バスで金沢市→和倉温泉→能登島を見て回る、 というスケジュールでした。


パパガー以外のママガー・チビガー・マメガーは、人生初の日本海方面への旅です。

2日間での金沢旅行。無事に移動し観光することができたのかどうか・・・ その様子をレポートします。



★ 1日目 ★


朝早くに千葉のわが家を出て、上野発6時42分の上越新幹線・MAXたにがわ401号で移動。

越後湯沢駅に8時6分に到着し、特急・はくたか2号に乗り換えました。

越後湯沢からはくたか号に乗り換えたあとは、ものすごい雪の景色でした。

おお〜 これが新潟県なのですねえ。もう3月なのに、まだこれだけの雪があるんですね。


特急・はくたか2号に約2時間半乗り、ようやく金沢に到着しました。

最初に行ったのは、ひがし茶屋街でした。おやおや、金沢は、一切雪が積もっていない。

ひがし茶屋街は金沢百万石の城下町の風情を現在最もとどめている街の1つです。 今でも美しい出格子がある古い街並みが残り、昔の面影をとどめています。
平成13年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、 「街並みの文化財」として保存策が進められています。
チビガーとパパガーは国指定重要文化財・志摩に入りました。(左写真は、志摩の中です)

昔ながらの江戸時代そのままの建物で、中にいると心も和らぎます。

その間、ママガーとマメガーは街中を歩いて買い物をしました。
ひがし茶屋街で、お昼に食べたのが、小松うどんです。

体に優しい、もっちり食感。よかったです〜〜〜

食事をしたあと、 ひがし茶屋街から歩いて行ったのが、金沢城でした。

金沢城は天正11(1583)年、前田利家が入り、その直後から本格的な城づくりが 始められました。しかし、その後火災で、城のほとんどが焼失したそうです。

石川門・河北門を見ました。重要文化財に指定されている現在の石川門は、 天明8年(1788)に再建されました。
河北門は、金沢城の大手から入り、河北坂を上がったところに位置する、金沢城の実質的な正門。 三御門の中で最初に安永元年(1772)に再建された重要な門です。

城と一緒に、チビガーとマメガーの写真もとっておきました。
金沢城のすぐ横にあるのが、金沢の観光地で最も人気のある兼六園です。

百万石前田家の庭園として造られた特別名勝・兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに、日本三名園の一つに挙げられています。

雪の兼六園を見られるものと思っていましたが、雪はまったくありませんでした〜。
まずは兼六園に入ってすぐの場所にある「寄観亭」で、金箔入りお茶と、お団子を食べました。

これは、今回の旅行を取ってもらった旅行会社からいただいた無料券で食べられました!


そして、兼六園の中を歩きました。

徽軫灯籠→ 霞ヶ池→ 唐崎松→ 雁行橋→ 根上松→ 花見橋→ 梅林→ 翠滝・瓢池 と歩いて見てきました。梅林も、ようやく咲き始めるところでした。

普段から自然豊かな景色のところを散歩するのが大好きなパパガーにとっては、本当に最高の景色でした!!

兼六園の次に行ったのが、ママが超いいと言っていた美術館・金沢21世紀美術館です。

2004年10月9日にオープンした、ガラス張りの円形美術館です。

館内は有料の展覧会ゾーンと無料の交流ゾーンに分かれていますが、せっかくなので有料の展覧会ゾーンも見ました。
館内外では、五感で楽しめる、建物と一体化した作品(コミッションワーク)が鑑賞できます。

特に人気なのが、レアンドロ・エルリッヒ作の《スイミング・プール》(通称:レアンドロのプール)。プールを介して地上と地下で人と人が出会うことができるところです。

・・・ただ、今日はさらっと雨が降っていたため、地上から見る人がほとんどいませんでした・・・。

パパガーは、左写真のように、上にあがって楽しみました〜

金沢21世紀美術館を見たあとは、海がすぐ横に見える道を長い時間タクシーで本日の宿泊ホテル・加賀屋に移動しました。タクシーの運転手、年をとったオジさんでしたが・・・「なんでみんな、あんな金沢21世紀美術館みたいなわけわからんところに行くんだろうな」とか、「今日は孫と一緒に会う予定なんだよ。早く帰らないと」とか言って・・・ パパガーとしては、「何で我々が行った所を悪く言うんだよ」とか、「何で客よりも自分の都合を優先して話すんだよ」とかイラッと思ってしまい、途中からほとんど運転手と話をしないまま乗っていました。
夕方に、加賀屋 に到着。

加賀屋は、1906(明治39)年に創業。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、33年間総合一位のホテルです。

加賀屋には天皇家の方々も全員泊まっているそうです。


今回の部屋は、すごかったです〜〜〜!

このような和室が2部屋あり、
加えて洋室もありました。

こんなすごいお部屋に泊まったのは、本当に初めてです!これはすごい!みんなも大いに喜んでいました。
夕食は、部屋で食べられました。

甘えび、かに、ぶり。日本海の幸を味わい尽くしました!
館内には九谷焼、加賀友禅、輪島塗など石川の工芸品が飾られ、能登路の旅のひとときを演出してくれます。
夜には、御陣乗太鼓も行われていました。

和倉温泉にある加賀屋。当然ながら、温泉にも入ることができました。
露天風呂から見られる外の海の景色も、すごかったです。


★ 2日目 ★


朝食も部屋で食べられました。

いや〜朝食も、ホント美味しかったでした。

加賀屋 、本当に最高です!
そして今回、仲居さんに「チビガーが高校卒業、マメガーが中学卒業なので旅行に来ました」と話していたら、なんと女将さんから御祝をいただきました!

女将様、誠にありがとうございました〜

本当に、加賀屋 、最高でした。またいつか加賀屋に泊まりに来たいものです!

加賀屋のすぐ前にある湯元の広場にある涌浦乃湯壺には、 和倉温泉の開湯伝説にちなんだシラサギのブロンズ像と記念碑が置かれ、 源泉が湧き出ています。
無料で入れる辻口博啓美術館【ル ミュゼ ドゥ アッシュ】にも寄ってみました。

地元・七尾市出身で世界的に活躍するパティシエ辻口博啓氏の砂糖の芸術作品(シュークルダール)が展示される「ミュゼ(美術館)」を見ました。

外には目を見張るばかりのパノラマの海が広がり、しばし圧倒されます。

次にバスに乗って行ったのが、能登島ガラス美術館です。

能登島ガラス美術館は、ガラスの芸術作品が多数展示されている日本有数のガラス専門美術館。

ひときわ目を引く宇宙基地のような建物の中には、ピカソやシャガール、ダリといった芸術家のデザインに基づいて制作されたガラス作品が並んでいました。

美術館の外にも作品がいっぱい並んでいて、海の風景とともにとてもいい景色でした。
その次に行ったのが、観光客や地元の人の活気にあふれている能登食祭市場でした。

能登の特産品や工芸品がそろった能登銘産・工芸館と鮮魚や干物などを扱う「能登生鮮市場」で、色々と買い物をしました。
能登食祭市場の外からは、七尾湾が一望できました。

能登食祭市場で食事をしたあとに、今回の旅行の最後に行ったのが、一本杉通りでした。

室町時代から続く風情あふれる商店街には、登録有形文化財に指定された明治〜昭和建築の商家5軒が点在しています。
和ろうそくなど伝統工芸の店に入りました。

しかし・・・我々以外に、観光客はほとんどいませんでした。
こんなに人のいない観光地に来たのは、ここが初めてでした(笑)

こうして全ての観光を終え、七尾駅から特急・はくたか21号に乗り、金沢駅で上越新幹線・MAXとき344号に乗り継ぎ、1泊2日の金沢旅行を終えて関東に戻ってきました。

行きも帰りも特急・新幹線と乗り継いで移動時間がとても長かったです。が、旅行そのものは とっても楽しかったです。

我が家の家族旅行として初の日本海側の旅は、こうして楽しく終わりました。

明日からまた毎日の仕事を頑張り、いつかまた 家族旅行に行きたいなあ・・・と思うパパガーでした。

− 完 −   





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