九州への1泊2日の家族旅行  
2012年11月23〜24日


2012年11月23〜24日、家族で1泊2日の九州旅行に出かけました。


今回は、飛行機で往復し、九州内はレンタカーで福岡→佐賀→長崎を見て回る、 というスケジュールでした。


チビガーとマメガーは、人生初の九州への旅です(沖縄を除いて)。

3連休の1日目・2日目での旅行。無事に移動し観光することができたのかどうか・・・ その様子をレポートします。



★ 1日目 ★


11月23日の朝に、羽田発福岡行きのANAに乗って移動・・・のはずが、荷物運搬が遅れた影響で 発着が大幅に遅れることに・・・。結局、1時間も遅くなりました。

オイオイ、1泊2日の旅行では、1時間がすごく大事なのにィ〜。

ようやく、遅くなって来た我々の乗る飛行機は、ポケモン機でした☆
機内の中も、ピカチュウの絵がついていて、いつもと違う雰囲気ですぅ〜。


予定よりも大幅に遅れてようやく福岡に着き、レンタカーで最初に訪れたのが太宰府天満宮です。

・・・さすがに3連休の初日ということもあり、道路もかなり渋滞していましたが、何とか天満宮の近くの駐車場に 停めることができました。

太宰府天満宮は、901年に京都から大宰府に左遷され、この地で亡くなった天神様(菅原道真公)を祀る神社。
「学問・至誠・厄除けの神様」として、崇敬を集め、今も大勢の受験生が参拝します。

高2のチビガーも中2のマメガーも、学問のお守りを買いました。
天満宮の中にある池には、大きな白い鳥がいました。

ずっと動かないので、「あの鳥って本物なの?どうなの?」とみんなで思っていたら、 頭を動かしたので「ああ、本物の鳥だァ」とみんなで確認できました。(笑)
11月中は天満宮の中で菊花展も行われていたそうで、 綺麗な菊を沢山見ることができました。


また、この時期の天満宮は紅葉も綺麗でした。

11月の太宰府天満宮、絶対にお勧めです。七五三で訪れている家族の方も多かったです。
こうして天満宮内を見て回った後、太宰府駅の近くにある博多 ラーメン店「暖暮」で、昼食をとりました。

この「暖暮」、九州ラーメン総選挙第一位受賞 と書かれていました。

我々が入る際にもたくさんの人が列を作って待っていました。
ようやく順番が来て食べることができた博多ラーメン、 長い間待ってお腹が減っていたこともあって、かなり美味しかったです♪

やっぱり、福岡に来れば博多ラーメンですよね〜。
大宰府を後に、次に訪れたのが佐賀県の吉野ヶ里歴史公園です。

学校でも社会で習ったこともあり、チビ・マメともにその存在を知っていました。

吉野ヶ里の中を歩いていると、本当に弥生時代に来たような 気になってきます。


たくさんある復元施設の中にも入ることができ、弥生時代の人間の暮らしを実感することが できます。

中には、当時のお参りの様子を展示している風景も見ることができます(下左)。

公園の中では、当時の形を再現した鐘をカラ〜ンと鳴らすこともできます(下右)。思わず何度も鳴らしました(笑)
吉野ヶ里歴史公園の最も奥にある「北墳丘墓」 では、実際にその場で見つかった弥生時代の中頃、紀元前1世紀の墓の様子をそのままに見ることもできました。



何千年もたって、昔の歴史を見て、改めて「先祖があってこそ今の我々がいる」ことを感じます。

この日は特別展として「よみがえる邪馬台国」も展示されていたのですが、朝の飛行機が大幅に遅れた影響もあり、時間的に 見る余裕がありませんでした。・・・ああ勿体なや。

広い園内をたっぷり歩いたあと、吉野ヶ里を後に、高速道路を通って佐賀から長崎に移動しました。
今日の宿泊場所である、長崎ハウステンボスに着きました。到着したころにはもう夕方、暗くなっていました。

駐車場にレンタカーを置き、入場ゲートから今日の宿泊ホテル「ホテルアムステルダム 」までは場内バスに 乗ることができました。

ホテルアムステルダム 」は、まさしくヨーロッパ的な雰囲気です(左写真)☆

我々の部屋は4名1室の部屋。
広くていい部屋でした!
到着し、まずは夕食をとりました。

とったのは、ハウステンボス内の奥にある「シャボンディハウス ワンピースレストラン 」。

ここで、大人気のメニュー「ルフィの麦わら海賊カレー」を食べました。

これ、ハウステンボスに来られた方には ぜひオススメしたいです!
見た目も楽しいし、中身も美味しいし、 量も多いし、最高でした。
ハウステンボスの中には、ワンピースの船「サウザンド・サニー号」もあります。

我々が着いた頃にはもう夜になっていたので船は出ませんでしたが、船内を見て回ることはできました。

チビガーとマメガーの二人で、中を見て回ってきました☆
近くには、 チョッパーと一緒に写真を撮れる場所もあります!

このチョッパー、デカ〜い(笑)
我々が来たまさしくこの日から、ハウステンボス内では光のライトアップがスタートしていました!

広い場内に様々なライトアップがされていて、これはすごい!
ハウステンボスといえば、イメージされる風景はオランダ風車です。

ここもライトアップされていて、とても綺麗でした。
ハウステンボス内には長崎カステラのお店「カステラの城」もあり、中では販売しているカステラを ブッフェスタイルでゆっくりと試食できます。

実際に自分で食べてきて、「おお これが一番美味しい」と思ったカステラを買えるので、 これはとっても良かったです。ちなみに我が家が買ったカステラは「松翁軒」でした。

こうして綺麗なライトアップの場内を歩いて周り、最後に、これも今日からスタートした 360度パノラマドームシアター「i-4 (アイフォー)」を観て、ホテルの部屋に戻りました。
「i-4 (アイフォー)」、内容は楽しかったけど、ずっと立ったままで見ることになるとは思わなかった・・・。 せめて椅子くらいつけてもいいんじゃないの?と感じました。


★ 2日目 ★


翌朝起きて、ホテルでバイキング朝食をとり、8時にホテルを出発しました。

長崎市内に車で移動し、まず訪れたのは、グラバー園

長崎で最も有名な観光地でもあり、すでに多くの人が訪れていました。園の池の中には鯉も多くいましたが、 観光客も多くて食べ物もいっぱいもらえるからか、鯉のでかいことでかいこと!これには家族みんなで大笑いしました。

園内では、坂本龍馬と一緒に写真を撮ることもできます。チビ・マメコンビも、 龍馬と一緒に写真を撮りました!
チビ・マメコンビは、グラバー邸をバックにしても写真を撮りました。

グラバーは1859年に21歳で来日し、商会を設立しました。

グラバー邸は1863年に建築され、現存する日本最古の木造洋館として重要文化財に指定されています。

天井裏には隠れ部屋もあり、幕末の志士をかくまった場所でもあります・・・

グラバー邸のすぐ前には、ハートの石もあります。

グラバー邸に行かれる方はぜひハートの石を 見つけられて、手をつけて幸せになってください。
グラバー園内では、グラバー氏と一緒にも 写真を撮ることができます。
グラバー氏の像と一緒に、ですが。

園内にも写真があって一緒に撮れた・・・と思ったら、その写真はグラバー氏の息子でした(笑)

こうして園内を回った後、外で土産物を買い、次はすぐ横にある 大浦天主堂に行きました。

ここは1864年に完成した、現存する教会では日本最古の天主堂です(国宝)。

中では写真撮影はできないのですが、フランス製ステンドグラスは145年前のもので、とても綺麗でした。

1864年に建立された翌年、キリシタン弾圧の250年間(7世代)を耐え抜いた隠れキリシタンが 、「サンタ・マリアの御像はどこ?」と訪れた話は世界のキリスト教史上名高く、そのマリア像も天主堂内に現存します。

(右写真の像は、日本に数多くのかくれキリシタンたちがいたというビッグニュースが全世界に伝えられた後、 フランスからその記念に贈られてきたものです。)
大浦天主堂を出たあと、昼食をとりました。

長崎といえば、ちゃんぽんと皿うどん。ママガーは皿うどんを、他の3人はちゃんぽんを、 それぞれ食べました。

いやぁ〜 昨日の博多ラーメンと甲乙つけがたい美味しさです。
次に訪れたのが、眼鏡橋

ここも「長崎といえばここ」というくらいの有名な観光スポットですよね〜。

隣の橋から写真を撮ると、川に橋が写ってまさしくメガネのような景色になります。

マメガーも、手でメガネを型どって写真を撮りました〜〜〜
ここから、歩いて次に行ったのが「亀山社中記念館」です。

パパガーが「ここ」と言って通った途中の道は、坂道・・・というよりは階段の連続。しかも周りはお墓ばっかり、 というところ・・・。

「ねえ、本当にこの道で合ってるのぉ〜???」とみんなが心配する中、大苦労しつつ 坂を上がって行きました。

ようやく到着した亀山社中記念館は、坂本龍馬が多大にかかわったところでもあるのです。 亀山社中跡では当時の建物を利用して、龍馬関係の写真や資料が展示されています。

記念館のすぐ横には、坂本龍馬のブーツをつかさどった撮影公園もあります。

ここでみんなブーツを履いて写真を撮り、一瞬龍馬になりました!


亀山社中焼肉販売館
また下の街まで戻っていったのですが、よく見るときちんとした坂道 「龍馬通り」があるではないですか!

「なんだぁ〜 ちゃんとした道があったじゃないの!こっちなら楽に歩けたじゃないの〜」とみんなで パパガーをバッシングしながら、龍馬通りを歩いて下の街まで戻りました(笑)

龍馬通りには、写真のようなレリーフが所々に掲げられています。

続いて、車で移動し、長崎の平和公園へ行きました。

とても長い歴史を持つ長崎。出島で国外と交易し海外貿易を続け、西洋文化も中国文化も数多く入ってきた中、 1945年に原爆を落とされたという歴史も大きなものでした。

平和公園には、高さ9.7メートル・重さ30トンの大きな平和記念像が見られます。

天を指す右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、 そして軽く閉じた目は犠牲者の冥福を祈る気持ちがそれぞれにこめられたものです。
平和公園の中には、水を求めてさまよった少女の手記がきざまれた平和の泉もあります。 平和の泉は、平和記念像に比べて世間的な存在感は低いかもしれませんが、ここも是非見ておくべき場所だと 思いました。

横には、世界各国から贈られた平和のモニュメントも多数建ちならんでいます。

近くにある原爆資料館にも入りました。原爆を落とされた状況や悲惨さを詳細に勉強することができます。 ここでずっと資料を見ていると、改めて平和の大切さを感じさせられます。二度と、世界のどこにも 原爆が落とされることのないように、と祈るとともに、原発を復活させていいのかどうか、も 改めて考えさせられます。

こうして、予定していた観光地を回ったあと、長崎空港へ行ってレンタカーを返し、長崎空港で夕食を 食べるとともに土産物の買い物をしました。

最後に買った土産物は、空港内に売られていた有田焼の湯呑です。4人それぞれ自分の好きな柄の湯呑を買いました。 これはなかなか良い!

チビガーと「佐賀県の土産を買う機会はなかなかないので、今回は佐賀にも来れてよかったねぇ」と吉野ヶ里で 話していたので、最後に有田焼を買えてよかったです。

長崎発羽田行きのANA飛行機に乗り、1泊2日の九州旅行を終えて関東に戻ってきました。

・・・この日の夕方に、関東地区で地震があったそうで、羽田空港からの京急の電車の時刻が大幅に遅れていました(苦笑) 。通常なら羽田空港から我が家の最寄駅まで1本の電車で帰れるのですが、仕方なくモノレール経由で帰ることにしました。

行きは飛行機が大幅に遅れ、帰りは電車が遅れ・・・と、まったく条件の悪い状況が続きました。が、旅行そのものは とっても楽しかったです。

我が家の家族旅行として初の九州の旅は、こうして楽しく終わりました。明日からまた毎日の仕事を頑張り、いつか再び 家族旅行に行きたいなあ・・・と思うパパガーでした。

− 完 −   





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